シェリダーは、排外主義者の銀警官で、白髪を神官のように整え、白瞳は純粋さを装っていた。無垢な鎧姿で、純白の長剣を携え、紋章は翼を持つ「白い十字架」だった。性格は強烈な排外主義で、白以外の要素を持つ者を憎悪する。能力は「純白の秩序」を掲げ、異端を拒絶する絶対的権限。弱点は凝り固まった思想のため、柔軟性がなく情勢変化に対応できないことだった。
「白のみが純粋だ。異端は、排除せよ」
シェリダーは国境の壁を築き、白黒者を迫害した。高くそびえる壁は、銀の棘で覆われ、侵入者を刺す。異端者のリーダー、スカラ=ビアが潜入し、シェリダーの思想を崩そうとした。スカラ=ビアは白黒者で、壁の隙間から入り、十字架の紋章を狙った。
シェリダーはスカラ=ビアを捕らえ、長剣で脅した。
「君の白黒は、汚れだ」
スカラ=ビアは抵抗し、壁の内部に隠された記録を暴いた。それは、銀警官の起源が異端者の血から生まれたことを示すものだった。スカラ=ビアの言葉がシェリダーの心を揺るがせ、壁に亀裂が入った。迫害は激化したものの、内部の亀裂は深かった。十字架の翼は、折れかけた。