この渦の正体を私・上総ありあは知っている。それも私のせい。半分は。本当なら自分で解決したいのに私はみなみと違っ
てなんでもうまくいかないへっぽこ魔女なんだから。それは前世、、、私が茨城阿修羅だった頃も同じ。こんな
いい扱いを受けてるのに私はいまだにへっぽこ。
この渦が勝手にできるのは風燈による「力の錯乱」が起きているから。風燈。そう聞くとびっくりするだろうけど意味は簡単。
私は一人じゃない。私の身体の中には私を含め3人が棲んでいる。一人目は同い年の天才魔女でいつも私を揶揄う悠花。二人目は1つ年
下の男子でいつもなんか怒ってる槭樹。このことをみなみは知らない。風燈とはこの3人の意識を30秒だけ消し、他人とは
違う方法でパワーをチャージすること。数ヶ月に一回ぐらい起きる。
「お前、姉貴にバラすなよ。ふっざけんなよ。」
頭に響くように聞こえたのは槭樹の声。姉貴とは、、みなみのこと。槭樹はこういう態度とは言えひとつ年下で
私の中に入っていると言えるからおかしい表現ではない。けれど初めて聞いた。槭樹は他人を信用しないから。
てなんでもうまくいかないへっぽこ魔女なんだから。それは前世、、、私が茨城阿修羅だった頃も同じ。こんな
いい扱いを受けてるのに私はいまだにへっぽこ。
この渦が勝手にできるのは風燈による「力の錯乱」が起きているから。風燈。そう聞くとびっくりするだろうけど意味は簡単。
私は一人じゃない。私の身体の中には私を含め3人が棲んでいる。一人目は同い年の天才魔女でいつも私を揶揄う悠花。二人目は1つ年
下の男子でいつもなんか怒ってる槭樹。このことをみなみは知らない。風燈とはこの3人の意識を30秒だけ消し、他人とは
違う方法でパワーをチャージすること。数ヶ月に一回ぐらい起きる。
「お前、姉貴にバラすなよ。ふっざけんなよ。」
頭に響くように聞こえたのは槭樹の声。姉貴とは、、みなみのこと。槭樹はこういう態度とは言えひとつ年下で
私の中に入っていると言えるからおかしい表現ではない。けれど初めて聞いた。槭樹は他人を信用しないから。


