忍と竜輝は解散し、竜輝はグラウンドにある大きな倉庫へ走っていった。多分ボールとか出して準備するんだろう。俺は忍に見つからないようにそそくさと学校を後にした。
やべえよやべえよ……忍、なんて事考えてんだ……!
「黙っておこう、うん……盗み聞きしてたってバレたら駄目なやつだ……」
俺の本能がそう訴えているのだから仕方ないね。俺はバイト先へ向かって足を無理くり動かしながら必死に走ったのだった。
◇ ◇ ◇
バイトを終えて帰宅すると、母親がちょうど夕食である春雨入りの肉団子のスープを沸かしている所に出くわした。
「おかえり。ちょうど温め直してたから。食べれる?」
「うん。ちょうど腹減った所だから」
小さめの白いどんぶりにスープが盛られる。スープには刻んだにんじんやレンコンといった野菜がたくさん入っていてボリューミーな見た目だ。
おかずはほうれん草の卵とじ細長くカットされたスルメイカとにんじんを和えたもの。そしてご飯は鮭と青菜フレークの入った混ぜご飯だ。
「いただきます~」
うん。スープにしょうがの風味が感じられて身体が温かくなる。今頃竜輝も忍もご飯食べてんのかなあ?
ああ、こういう時にふと竜輝の事を考えてしまうなんて。
「ねえ、蓮也はもうりゅうくんと一緒に学校行かなくていいの?」
俺がスープをすすり終えたのと同時に、母親が眉を八の字にして心配そうに聞いてきた。
やべえよやべえよ……忍、なんて事考えてんだ……!
「黙っておこう、うん……盗み聞きしてたってバレたら駄目なやつだ……」
俺の本能がそう訴えているのだから仕方ないね。俺はバイト先へ向かって足を無理くり動かしながら必死に走ったのだった。
◇ ◇ ◇
バイトを終えて帰宅すると、母親がちょうど夕食である春雨入りの肉団子のスープを沸かしている所に出くわした。
「おかえり。ちょうど温め直してたから。食べれる?」
「うん。ちょうど腹減った所だから」
小さめの白いどんぶりにスープが盛られる。スープには刻んだにんじんやレンコンといった野菜がたくさん入っていてボリューミーな見た目だ。
おかずはほうれん草の卵とじ細長くカットされたスルメイカとにんじんを和えたもの。そしてご飯は鮭と青菜フレークの入った混ぜご飯だ。
「いただきます~」
うん。スープにしょうがの風味が感じられて身体が温かくなる。今頃竜輝も忍もご飯食べてんのかなあ?
ああ、こういう時にふと竜輝の事を考えてしまうなんて。
「ねえ、蓮也はもうりゅうくんと一緒に学校行かなくていいの?」
俺がスープをすすり終えたのと同時に、母親が眉を八の字にして心配そうに聞いてきた。



