「や……れんや……! れんや!」
気が付いたら母親がわざわざ俺の部屋まで来ていた。起こしに来てくれたみたい。
「おかんか……」
「病院行くから、着替えてきて。朝ご飯はどうする?」
ちょっとだけお腹は空いたから食べると答えると、もう出来てるから着替えてから降りてきなさい。といつもの口調で言われた。
「りゅうくんとこにも連絡しといたからね」
「わかった」
「りゅうくん心配してたわよ。学校帰りにお見舞い行ってもいいですか? なんて言ってくれたから夕方にでも来ると思うわよ」
「は?」
おいおいおい! 何のんきに了承しちゃってんだよ!
「は? って……せっかくりゅうくんがお見舞いに来てくれるのよ?」
「でも風邪だったらどうすんだよ」
「もし風邪とかだったら玄関までにしてもらうから安心しなさい」
そこはちゃんとわきまえていたみたいで助かった……。
母親はじゃあ着替えなさいよ~と言って足早に部屋から出ていく。片付けなさいよとかお小言をもっと言われるかと思ったけど、そうはならなかったのでそこは安心した。
「着替えるか」
まだ頭は痛いし身体もだるい。何とか気合いを入れて私服に着替えるとリビングに降りて母親が用意してくれた朝飯を食べる。
メニューは某キャラクターものの丸っこいフライドポテトとか、ほうれん草のソテーなんかを見る限り、俺の弁当に使う分の余りを活用したようだ。
気が付いたら母親がわざわざ俺の部屋まで来ていた。起こしに来てくれたみたい。
「おかんか……」
「病院行くから、着替えてきて。朝ご飯はどうする?」
ちょっとだけお腹は空いたから食べると答えると、もう出来てるから着替えてから降りてきなさい。といつもの口調で言われた。
「りゅうくんとこにも連絡しといたからね」
「わかった」
「りゅうくん心配してたわよ。学校帰りにお見舞い行ってもいいですか? なんて言ってくれたから夕方にでも来ると思うわよ」
「は?」
おいおいおい! 何のんきに了承しちゃってんだよ!
「は? って……せっかくりゅうくんがお見舞いに来てくれるのよ?」
「でも風邪だったらどうすんだよ」
「もし風邪とかだったら玄関までにしてもらうから安心しなさい」
そこはちゃんとわきまえていたみたいで助かった……。
母親はじゃあ着替えなさいよ~と言って足早に部屋から出ていく。片付けなさいよとかお小言をもっと言われるかと思ったけど、そうはならなかったのでそこは安心した。
「着替えるか」
まだ頭は痛いし身体もだるい。何とか気合いを入れて私服に着替えるとリビングに降りて母親が用意してくれた朝飯を食べる。
メニューは某キャラクターものの丸っこいフライドポテトとか、ほうれん草のソテーなんかを見る限り、俺の弁当に使う分の余りを活用したようだ。



