推しDom配信者↓18は合法になったら忠犬Sub↑20を抱く

『こんばんは。エースです』

 ししゃもくんと似たような低音ボイスと、気怠けな声。最近の若者はなぜこうも疲れた声をしているのか。みんな大変なんだろうな……。

『今日はくだらないこと考えたんで、やってみたいと思います』

 ……今日はどんなCommandだろう。

 由羽の身体は、うず、と熱を帯びてくる。

『まずは今日頑張ったことを思い浮かべましょう。なんでもいいです。外に出たとかご飯食べたとか、ちいさなことでもなんでも』

 ……うん、俺は今日も仕事頑張ったな。ご飯もカツオを選んだし。ストレッチもしたし。

Head(頭突き出して)

「っ」

 びく、と身体が硬直する。自分の頭が勝手に画面に近づいていた。エースくんが、『ふふ』と笑いながら画面越しに頭をヨシヨシしてくれる。本当に頭を撫でられているみたいだ。由羽はほゎほゎとした気持ちで目を潤ませる。

「……かっこよすぎ……エースくん、不意打ち駄目だよ」

 スマホの画面には少し微笑んでいるエースくんの表情が見えた。エースくんは基本仏頂面というか、クールな人だから笑っているのを見れるのはレアなのだ。

 エースくんのこういうところ、ほんっっっとにすき。

 ぽわぽわと満たされた気持ちで恍惚としていると、次いで甘いReward(ご褒美)がもらえた。

『ちゅ』

「ひいっ」

 由羽は喉の奥から変な声が出た。

 だって、エースくんが自身の腕にキスをしたから。

『これ、僕からのご褒美。いっぱいキスしてあげるね』

「@¥&?!☆」

 由羽は声にならないほど悶える。足をバタバタとバタつかせる。リップ音が止まない動画を一旦静止してスマホを胸に抱える。ドッドッドッと心臓が早鐘を打つ。

 ……めちゃくちゃ満たされた……! エースくんのplayさいこう! 神様、ありがとう! エースくんをSweet playの配信者にしてくれて! 大感謝御礼祭りだよ。

 結果、そのまま寝落ち。エースくんのリップ音聴きながら寝落ち。幸せ……。