推しDom配信者↓18は合法になったら忠犬Sub↑20を抱く

 じゃけくんにSweet playを紹介されてから毎日アプリにログインしている。推しのエースくんの動画を見ることが日々の生きがいになっていた。今夜も家事を終えた由羽はいつものようにアプリをタップする。ピコン! と通知ベルに通知が届いていた。見れば、新着動画だった。

 動画を再生すると、エースくんが出てきた。ふわわーと感動していると、彼がなにやら立ち上がり、デニムから黒いベルトを抜き出した。うっわ。ハイブラじゃん。やっぱすげえなあ。富の薫りがする……。

『んーと。今日はちょっと縛るか。手元にベルトを用意してStay(待て)、だ』

 由羽はあわあわと、自分の履いていたデニムのズボンから黒いベルトを抜き出した。エースくんのベルトはハイブランドのロゴが特徴的な黒いベルトで、動画の中でよく身につけているからお気に入りなのだろうと由羽は考えていた。だから由羽も同じロゴのベルトを新調した。憧れが高じての行動だった。エースくんとおそろいなのは、何故か嬉しいのだ。

『ほら。貸してみ』

 画面の中で、かちゃかちゃと音が聞こえる。

『でーきた』

 エースくんはベルトで輪っかを作ってそれを画面に見せつけてくる。

 え、これもしかして……。

『お前の首輪だよ。これ付けて散歩しよ?』

 きゅうぅうんと、胸が締め付けられる。か、神よ……なんと素晴らしいアイディアをエースくんに与えてしまうのだ……はい。お散歩します。たくさん歩きます。頑張ります。

 由羽は自らのベルトを自身の首に付ける。首にベルトとか付けたことないから、なんかすごい心臓バクバクとまんねえ。

『ほら、こっち。あー、ちゃんとCrawl(四つん這い)で歩くんだよ?』

 心の中で「はいっ」と即座に返事をする。由羽は四つん這いの姿勢になる。エースくんのCommandに従うと安心する。部屋の中を散歩し終えたところで、エースくんが満足そうに笑った。

『わんこには優しくしないとなー。Roll(ごろん)

「うっ」

 ころん、と由羽の身体がラグの上に乗る。お腹を見せて服従のポーズだ。

『よしよし。Good kid(いい子だね)

「くぅん」

 と、ついに由羽は犬のように返事をしてしまう。頭がぽわぽわとして満たされる。まるで温泉に入っているかのような安心感と胸のぽかぽか。