翌朝、熱も下がり、少し落ち着いた理彩はスマホを開いた。

すると、そこには1通の外国郵便が届いていた。

「え?」

差出人の名前はない。しかし、封筒を開けると、そこには——

「また会えるのを楽しみにしているよ。
君のこと、もっと知りたいな。
アスマ」

——ゾッとした。

彼は住所を知っている!? なぜ!?

理彩の手は震え、すぐさま110番を押した。