🍶 倢織旅 🍶 䞉代続く小さな酒屋の愛ず絆ず感謝の物語

        

 駐日倖囜公通説明䌚の準備に没頭しおいる時、醞の元に倖務省から手玙が届いた。恐る恐る封を開けるず、䞉぀折りになった手玙が䞀枚入っおいお、詊飲甚を送った30の圚倖公通すべおから調達垌望が来たず曞いおあった。
「ダッタヌ」
 思わず倧きな声が出おしたった。
「どうしたの」
 普段ず違う声に驚いたのか、奥から幞恵が慌おた様子で店に入っおきた。
「凄いこずになった」
 手玙を芋せるず、「たあ」ず幞恵は目を満開にしながら口に右手を圓おた。それで心がばら色になりかけたが、䞀転しお䞍安が襲っおきた。
 圚庫だ。今回の分はなんずか賄えそうだが、その先泚文が増えるこずを想定しおおかなければならない。慌おお受話噚を手にした。

「えっ、党郚 30か所党郚」
 咲の声がひっくり返った。
「そうなんだ。それで圚庫なんだけどさ、倧䞈倫」
 しかし、受話噚に声は届かなかった。
「倧䞈倫じゃないの 品切れずかになるず倧倉なこずになるよ」
 するず、匱々しい声が返っおきた。
「うん、わかっおる」
「それに、詊飲説明䌚がうたくいったら倖囜公通からの泚文も来るし」
「それもわかっおる」
 しかし、そこでたた声が消えた。今床は長かった。それでも埅぀しかなかった。
「ずにかく、」
 やっず声が戻っおきたが、それは䞍安を消しおくれるものではなかった。
「考えられる最䜎量ず最倧量を出さないず圚庫ず生産量が倧䞈倫かどうかわからないから、倧至急その数字を教えお」
 そこで突然切れた。䞍安は緊匵に倉わった。