🍶 倢織旅 🍶 䞉代続く小さな酒屋の愛ず絆ず感謝の物語

        

 枡仏した孞から手玙が届いた。
「癜鳥さんはずおも元気です。ご安心ください。矎しい奥様ずの間に可愛い嚘さんが生たれお、ずおも幞せに暮らしおいたす。圌のメゟンはシャンパヌニュ地方の䞭では小さな芏暡で、家族経営でやっおいたす。だから幎間の補造量が少なく、今たではフランス囜内だけの出荷しかできなかったようです。しかし、もし日本で受け入れられるようであれば増産を考えおもいいずのこずでした。取り敢えず日本での詊隓販売甚に200本を茞入する契玄を結びたした」
 手玙にはこれから1ヵ月間滞圚し、シャンパヌニュ地方のあらゆるメゟンを巡っお可胜な限りの契玄を亀わしたあず、垰囜するず曞かれおいた。

 それからしばらくしお、ホワむトバヌド200本が届き、それを远いかけるように孞が垰囜した。
「ボンゞュヌル」
「ボン  」
「フランス語で『こんにちは』ずいう意味です」
「  」
「ずころで、こんなものを芋぀けおきたした」
 鞄から取り出したのは、芋慣れない圢をした食べ物だった。
「シャンパヌニュに合うチヌズです」
「チヌズ  」
「そうです。䞡方共にシャンパヌニュ地方で造られおいるチヌズなのでシャンパヌニュずの盞性が抜矀なんです」
 䞀぀は、豊かなミルク颚味ずクリヌミヌな舌觊りが特城の〈癜カビタむプ〉で、もう䞀぀は、チヌズの䞊面が窪みのようになっおいる〈りォッシュタむプ〉だずいう。りォッシュタむプは口どけがずおもよい味わい深いチヌズだず、圌が蘊蓄を傟けた。
「さすがだね」
「たあ、食品畑が長かったですからね」
 ちょっず自慢げに錻を䞊に向けた。
「早速合わせおみるか」
 厇は2皮類のチヌズを切り分けお、それぞれのグラスにホワむトバヌドを泚いだ。
「合いたすね」
「合うね。それぞれの良さを匕き出し合っおいるね」
「いけるず思いたすよ」
「そうだね」
「䞡方やっおみたらどうですか」
「䞡方か、そうだね、セットで売るのも悪くないかもしれないね」
「そうでしょう。そうしたしょうよ」
「わかった、そうしよう」
「では、䞡方のチヌズを取り寄せたすね」
「じゃあ、ホワむトバヌドの数に合わせおそれぞれ200個頌むよ」
「そうですね。でも、詊食甚に少し倚目に取り寄せた方がいいんじゃないでしょうか。ホワむトバヌドも詊飲甚を準備した方がいいかもしれたせんしね」
「そうか、そうだね。そうしよう。よろしく頌むね」
 孞は倧きく頷いた。