🍶 倢織旅 🍶 䞉代続く小さな酒屋の愛ず絆ず感謝の物語

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 厇の元ぞ海倖から手玙が届いた。癜鳥開倢からだった。そこには驚きを超えた内容が曞かれおいた。
「倧倉ご無沙汰しおおりたす。突然の無瀌な手玙をお蚱しください。今、私はフランスのシャンパヌニュ地方にいたす。ご玹介いただいた文献を参考に瓶内二次発酵を詊みたしたが、満足のいく泡酒を造るこずはできたせんでしたので、このたた日本で詊行錯誀しおも埒が明かないず思い、フランスで修行するこずを決めたした。父から瞁を切るずたで蚀われたしたが、それでもいいず啖呵(たんか)を切っお家を出たした。䜐賀倢酒造は匟の継倢(けいむ)にあずを蚗したした。本来なら出囜する前に盎接お目にかかっおご挚拶申し䞊げなければいけなかったのですが、どうしおもできなくお、逃げるようにフランスぞ枡った私をお蚱しください」
 フランス語ができない開倢は䌝手を頌っおシャンパヌニュ地方に䜏む䞀人の日本人男性を探し出した。その男性は珟地の日本人䌚の䌚長をしおおり、党面的な支揎を玄束しおくれたので枡仏するこずができたのだずいう。

 手玙を読んだ厇は、倕食埌、孞の家に向かった。
「癜鳥さんがフランスぞ」
 手玙を芋た孞が信じられないずいう顔をした。
「あの文献、圹に立たなかったのかな」
 孞が残念ずいうふうに声を萜ずしたので、「初めおのこずだからね」ずフォロヌしたが、悪戊苊闘したであろう開倢の姿が浮かんできお、なんずも蚀えない気持ちになった。
 それは孞も同じようで、「うたくいくず思ったんだけどな  」ずもう䞀床手玙に芖線を萜ずしお、顔を揺らした。