兄さん先生は嗤う、

ランクイン履歴

ミステリー2位(2025/02/04)

ミステリー

兄さん先生は嗤う、
作品番号
1742809
最終更新
2025/01/30
総文字数
23,785
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
4
ランクイン履歴

ミステリー2位(2025/02/04)

手に入れるためならばどんな手段も厭わない教師
 ×
自らを守るために優等生を演じる少女

担任と生徒、兄と妹。嗤う教師と笑う少女。
差し伸べられたその手には黒い手袋が似合っていた。


※この作品は、「カクヨム」と「小説家になろう」でも掲載しています。
あらすじ
優等生として笑顔の仮面を被るのが日常となっている糸井多希。彼女が親の再婚によって転校したのは私立のお嬢様学校だった。
そこで担任として紹介されたのは糸井桂。多希の義兄でもある。
完璧な笑顔を浮かべ、生徒から人気を集める彼だが、その瞳の奥底が冷たいことに気づいてしまった。

みんなに平等でみんなに優しい桂は、多希にだけ『特別』を向ける。
その『特別』は彼女の日常を、彼女を、少しずつ歪めていく——。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。

過去のトラウマをきっかけに、みんなに嫌われないように、いい子でいようとする多希の姿にとても胸を締め付けられました。
一度嫌われる怖さを知ってしまえば、周りの声や目に敏感になってしまう。
そんな中で、新たな環境に飛び込むというのは、本当に怖かっただろうな、と思いました。
それも、生徒からの人気もある先生と義兄妹になるなんて……トラウマが刺激されるどころの話じゃなくない!?と、読みながらめちゃくちゃヒヤヒヤしました……
お兄ちゃん、義妹を大切に思うなら気付いて!!と何度思ったことか……
だけど、最後はかっこよすぎるヒーローの登場の仕方をしてきて、なんだか悔しかったです…笑
これから、少しずつでもいいので、多希が心から笑えるようになってくれればいいな、と思いました。

素敵な物語を、ありがとうございました!

2025/02/15 21:36

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

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