いつも夢見てた。

いつか、笑顔でお母さんとお父さんとお姉ちゃんに、

「おかえり」

って言ってもらいたいって。

でもいつしか諦めていた。

もう無理なんだって。

振り向いてはもらえないんだって。

わかってるつもりで生きてきたよ。

だからここにたどり着いたんだろう。