プリンターなんて要らない。印刷して壁にぺたぺたなんて、美玲じゃあるまいし。それに万が一相原くんが部屋に来るようなことがあれば、一巻の終わりだ。結花のデジカメは、撮った写真を直接タブレットに移せるのだ。お父さんのお下がりのタブレット。授業中に、体育の時間に、下校中に。プールの時間は……さすがに無理だったけれど。数千枚の相原くんの写真が保存してある。
それを見て、何度も画面にキスをした。ヨダレでべたべたになるまで舐めまわした。
ある時、下腹部が熱くなった。写真を見ながら指でいじったら、いい気持ちで頭がふわっとした。呼んでみた。「相原くん、相原くん」まるで相原くんがいじってくれてるみたいで。体に電撃が走って、気を失った。
相原くんの、長いブロンドヘアが、大好きだ。相原くんの、青い瞳が、大好きだ。相原くんの、低めの声が、大好きだ。相原くんの、不機嫌な顔が、大好きだ。相原くんが、大好きだ。
(大好き相原くん。大好き相原くん。大好き……)
からんからん、ドアのベルの音が鳴ってこうさか亭のドアが開いた。
「ごめんなさいお客さん、まだ準備中で……」
メイド服で出ていくと、愛しい愛しい相原くんが立っていた。
それを見て、何度も画面にキスをした。ヨダレでべたべたになるまで舐めまわした。
ある時、下腹部が熱くなった。写真を見ながら指でいじったら、いい気持ちで頭がふわっとした。呼んでみた。「相原くん、相原くん」まるで相原くんがいじってくれてるみたいで。体に電撃が走って、気を失った。
相原くんの、長いブロンドヘアが、大好きだ。相原くんの、青い瞳が、大好きだ。相原くんの、低めの声が、大好きだ。相原くんの、不機嫌な顔が、大好きだ。相原くんが、大好きだ。
(大好き相原くん。大好き相原くん。大好き……)
からんからん、ドアのベルの音が鳴ってこうさか亭のドアが開いた。
「ごめんなさいお客さん、まだ準備中で……」
メイド服で出ていくと、愛しい愛しい相原くんが立っていた。

