魚類の中から首のようなくびれを持つものが現れ、そのうち、頭部と肩部が分かれたものが出現しました。
 そして、ヒレの中に指のような構造ができた魚類が現れました。
 すると、水の中から顔を出して様子を窺うものが現れ、そうこうするうちに、エラではなく肺で呼吸できるものが現れたのです。
 こうして海の生物は少しずつ陸に上がっていきました。
 それが両生類の祖先です。
 その頃にはヒレは足に進化して体を支えることができるようになっていました。
 肺と足を獲得することによって上陸が可能になったのです。