初めて上陸した生物は、ゼニゴケのような植物だったと考えられています。
 今でも裏庭とか溝とかの湿った所でよく見かけますが、とにかく繁殖力が強くて除草するのが大変なくらいなので、その繁殖力が上陸に繋がったのかもしれません。
 それから、ゼニゴケの次に上陸したのがシダ類でした。
 競争相手がいないこともあってどんどん大きくなって、中には40メートルもの高さになったものまでありました。
 そして、それが集まって大きな森ができていったのです。