言祝ぎの子 陸 ー国立神役修詞高等学校ー


「……よろしくな!」


不自然になっていなかっただろうか。自然に笑えていただろうか。

賀子を守るために自分からあの男と手を組んだ。賀子がああなったのは俺のせいで、俺がやらなきゃ賀子が死ぬ。


どれだけそれが苦しい運命だろうと辛い道だろうと、俺にはその選択肢しかない。


たとえ仲間を、親友を、家族を────裏切ることになろうとも。