里の復興を手伝いたいところだけれど、学生組は学校があるのであの後直ぐに鞍馬の神修へ戻された。
唯一里に残った鬼市くんからの連絡で、八瀬童子の里はかむくらの神職たちのサポートもあって、驚くほど早いスピードで復興が進んでいると聞いた。
黒狐族の侵攻を里の外れで食い止めた点が功を奏し、建物の被害はかなり少ないようだ。一番被害を受けた庇角院の修復を最優先に進めているようで、前よりも立派なお家を建てるのだとお手伝いしている子供たちは息巻いているのだとか。
戦った神職さま達は大きな怪我はあれど大事には至らなかったようで、皆少しずつ回復しているらしい。
前と変わらない日常も、すぐに取り戻すだろう。
私たちはと言うと、他の皆は翌日の学校を一日だけ休みすぐに復帰、私は三日遅れで登校した。あれほど大きな戦があったとは思えないほどあっさり日常生活が戻ってきて、私もみんなもまだどこかそわそわした落ち着きのない様子だった。



