ん? 待って十二神使? はっと後ろを振り返ると、眞奉が何食わぬ顔で私の後ろについて走っていた。 そうだすっかり忘れていたけれど、私が眞奉と結びを交わしたことは禄輪さんとお兄ちゃんしか知らない。お兄ちゃんに説明した時ですらとんでもない反応だったんだから、皆なんて驚きのあまり腰を抜かすかもしれない。 十二神使は本来、かむくらの社で奉仕する審神者にしか仕えないのだから。 とにかく細かいことは全部後だ。 「行こう眞奉!」 強く土を蹴りあげて走った。