「こいつらはこういう奴らやからな。もちろん俺だって手伝う気満々やったで?」 「俺、神修の皆、好き」 瓏くんの突然の告白に「いやぁん」と身体をくねらせたお調子者二人にケラケラと笑う。 鬼市くんは目を細める。 「正直、俺一人でどこまでできるか不安だった。ありがとう、助かる」 おう!と皆が拳を突き出した。鬼市くんは少し照れくさそうに突き返す。 そうと決まれば作戦会議だ!と声を上げた泰紀くん。間髪入れず文殿の神職さまが飛んできて私たちは揃ってありがたい説教を頂戴した。