【湊少女監禁事件】概要①

 20××年1月、自殺した朝霧和麻の自宅アパートから押収された日記及びパソコンのデータフォルダより、約1年間による【少女監禁事件】が明らかとなった。
 当時大学3年だった朝霧氏は中学1年の女子児童を誘拐後1年に渡り監禁した。少女はその後児童施設によって保護されるが健康及び精神状態に問題はなかった。保護直後の少女の証言によって容疑者に朝霧氏の名前が上がることはなく、彼の死後、朝霧氏自身の手記によって事件は発覚した。