家に帰って、駿のインタビューを文字に起こし打ち込んでいく作業。

最初は緊張気味の駿の声は後半にかけてリラックスしたものになっていく。

きっと俺にしか引き出せなかった声がある。言葉がある。
俺が書くから伝わる駿の選手としての激しさ、人間としての柔らかさがある。

それらを文字に起こしながら、伝えるための下準備をしていたら、
将来への光が見えた気がした。