とある日の締め切り前日。快晴の空に、モモの叫び声が響いた。

「ダメだ……書けん!!」

「モモ先生がスランプ……!? いつもわがまま放題でなんのストレスもないモモ先生がっ……!?」

※意外すぎて、スミィ絶句。

「失礼な子ね! 私にだってストレスくらいあるわい」
「こらこらモモ、ぷんぷんしないの。煮詰まってるなら少し休んだほうがいいよ。スムージー飲む? あ、それともじゃがりこ食べる?」
「んー……あ、じゃあ気分転換にポエムでも書こっかな」
「ポエム!? モモ先生ってポエミアンなの!?」←スミィ。
「そーそー。私、スランプになるとポエミアンになるのよぉ」←テキトー。
「ポ……え、なんだって??」←光香困惑。

※ポエミアン……ポエムを謳うひと。
※そんな言葉はありません。