カレンダーを見て。

「あっ、そういえば、もうすぐれいちゃんの誕生日だ」

※七月七日は光香の誕生日。

「じゃあ日頃の感謝を込めてなにかプレゼントしないとですね」←スミィ
「そうだねぇ。なににしよー」

 モモ、ふとテーブルの上にあった菓子折りを見る。

「そういえば、今日スミィが買ってきてくれたこのお菓子ってさぁ、なに?」
「えっ、コレですか? クッキーですけど」

 スミィが買ってきたクッキー
→駅で売られてる限定品
→可愛くラッピングされてる
→光香はクッキーそこそこ好き
→モモはあんまり好きじゃない

「れいちゃんの誕プレコレでいっか!!」
「いやいやいや! ダメに決まってんでしょ! アンタマジで最低ね!」
「やだなーじょーだんだよー笑」←割と本気。
「つか、ひとがあげたものを譲るって、その行為自体も最低ですからね! そういうとこですよ! 分かってます!?」
「分かってるって〜。もう、スミィは冗談が通じないんだからぁ」

(アンタの言動はどこまでが本気でどこからが冗談か分かりにくいんだよ……!)

 ↓続く↓