7月23日。日曜日なのに、なぜ墨北高校の校門前にいるのかというと、このあと阿古屋とあって、どこの海を描くか決めるからだ。墨北校前集合だから多分、墨北校前に広がる大きな海を描くんだと思う。ここら辺ではこの海を墨北海とよんでいる。
「ごめんなさい!」
そう言いながらこちらへ走ってくるのは阿古屋だ。
「はぁはぁ、すみません、待ちました?」
「そんなに待ってないよ。それより、息大丈夫?」
「はい、大丈夫です。それでは、行きましょうか!」
「うん、それはいいんだけど。
敬語やめてくれないかな?接しづらい。」
「そうですか、じゃあ、ここからはタメ語でいきます。」
歩くこと約5分。墨北海に着いた。
「じゃあ、私はあっちの方からいい感じの場所探すから、宮治君はそっちの方から探してくれる?」
早速、タメ語。これはこれでなんか違う気がするけど、さっきよりはいいか。
「了解」
そう言って、別々の方向に進み出した。
任された側の端から端まで進み、良さそうな場所には目印の旗を立てておいた。
元いた場所に戻ると、阿古屋はまだ戻っておらず、パッと見まだ視界にも入っていないので、砂の上に座って待つことにした。
「ごめんなさい!」
そう言いながらこちらへ走ってくるのは阿古屋だ。
「はぁはぁ、すみません、待ちました?」
「そんなに待ってないよ。それより、息大丈夫?」
「はい、大丈夫です。それでは、行きましょうか!」
「うん、それはいいんだけど。
敬語やめてくれないかな?接しづらい。」
「そうですか、じゃあ、ここからはタメ語でいきます。」
歩くこと約5分。墨北海に着いた。
「じゃあ、私はあっちの方からいい感じの場所探すから、宮治君はそっちの方から探してくれる?」
早速、タメ語。これはこれでなんか違う気がするけど、さっきよりはいいか。
「了解」
そう言って、別々の方向に進み出した。
任された側の端から端まで進み、良さそうな場所には目印の旗を立てておいた。
元いた場所に戻ると、阿古屋はまだ戻っておらず、パッと見まだ視界にも入っていないので、砂の上に座って待つことにした。