2020年 6月17日。
あの時君を見た時。やっと、やっと奇跡が起きたと思ったんだ。たとえ、君と一緒にいた時間がどれだけ短いものだったとしても。あの時君がくれた笑顔、言葉、仕草。全てが、私の宝物です。
「ひっく、ひっく、ひく。ゔ、お父さん、お、お母さあん、う、ゔ、ひっく。」
あの日、あの場所で君を見つけられたのは奇跡だと思う。大きくて白いあの鳥に導かれて、いつもの砂浜に行ったら、見たことない子がいて。声をかけたときに運命だと思った。会ったこともない子だけど、この出会いは大切にしないといけないと思った。