喉から手が出るほど欲しい声

ランクイン履歴

総合13位(2024/10/26)

ヒューマンドラマ1位(2024/10/22)

ヒューマンドラマ

喉から手が出るほど欲しい声
作品番号
1734395
最終更新
2024/11/28
総文字数
98,952
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
11
ランクイン履歴

総合13位(2024/10/26)

ヒューマンドラマ1位(2024/10/22)

「好きな言葉は多様性です」

バカみたいな発言をする担任の核島典幸。
学校生活の出会いの中で、自身が病気と知り、可哀想だと落ち込みながら自惚れる生徒の山之内尚輝。何かしらを抱える同級生たち。多くの出会いの中で成長へ向かう、大嫌いな青春を過ごしながら青春を手に入れることを目指すアンチ青春な山之内尚輝のヒューマンドラマ。
あらすじ
家から一歩外に出ると人と話せない山之内尚輝は、家から遠い高校に入学した。しかし入学早々、担任の核島典幸は「自己紹介をしましょう」と言う。最悪のミッションだ。
あるとき尚輝は図書室で薬を拾い、飲んでしまう。すると声が手に入った。同時に自分が精神疾患だと自覚する。
やがて自分にレッテルを貼ることに快感を覚える。尚輝は自己分析にのめり込んだ。
最後に選ぶのは可哀想な自分か、努力して成長する自分か。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

尚輝の揺れ動く感情にドキドキした。言葉を軽々しく口にすることさえ無駄に思えた。顔色を伺う癖のある自分だが、無理をして会話をして沈黙を破る必要なんてない。言わなくても感じる、伝わる世界を共有できる幸せを大切にしたい。尚輝の強さはそんなふうに…優しい気持ちになれた。
たくさん考えて
言葉を選んで
相手を想って
発する言葉は強く優しい。
私は尚輝が好きだ。
ステキなストーリー。
ありがとうございました。

Jさん
2024/11/23 15:59

この作品のひとこと感想

すべての感想数:10

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