良いことを考えない時は、深呼吸して笑顔を絶やさないこと。
馬鹿馬鹿しいと思っていた。でも、そんなことはないはず。
自分の意識を変えれば、状況も自然と変わる。
ゆっくりでも良い。それで息がしやすくなるなら、そうすれば良い。
自分が幸せだと思う方へ進めば良い。
「…戻ります」
案内人は、俺の力強い言葉に笑顔を見せて頷いた。
「戻っても、あなたは人間ではないかもしれない。覚悟してください…」
俺に一歩近づくと、両肩を押して雲の上から俺を突き落とした。
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