世界観

剣と魔法のファンタジー世界。

スキルを持つのは、ごく一部の人のみ。
王国は、広大な領地を持ち、山岳・沼地・砂漠と、自然環境が厳しく貧富の差が大きい。

登場人物

名前 マリウス・バドノール (主人公)

年齢 数ヶ月

性別 男

侯爵家の赤ちゃんとして転生した、元社畜サラリーマン。ガーデニングが趣味だったが忙しすぎて鉢植えを枯らしまくり、この世界ではのんきなスローライフを夢見る。
スキル「花言葉」は、花や植物に花言葉を与えると植物精霊を実体化し、使役できる。
赤ちゃん言葉で、「あやや」「あぶあぶ」「あだだ」と唱えるので、家族や周囲の大人は可愛い片言と思ってスキルと分からない。
スキルを隠して目立たず生きるつもりが、お人好しから、ついつい人助けをしてしまう。

真面目な父と優しく病弱な母、双子の二人の姉たちに、これでもかと溺愛されている。

名前 クレア (ヒロイン)

年齢 20歳

性別 女

マリウスの乳母。
「坊ちゃま、おたわむれを!」が口癖。
主人公のスキルに最初に気づいた人物。マリウスを優しく、時には厳しく躾けるつもりが、奔放な赤ちゃんマリウスの行動に振り回されっ放し。
それでもマリウスを信じ、慈しむ心優しい女性。
マリウスの片言がわかり、通訳もする。

名前 イーガル・バドノール (悪役)

年齢・30歳

性別 男

マリウスの叔父。
若い頃、マリウスの母を兄と争っていた。
表面は紳士的だが、今も兄に負けたことを根に持っている。
頻繁に侯爵邸を訪問していたことから、マリウスのスキルに気づいた。
兄夫婦への仕返しと、私利私欲からマリウスを拉致。
マリウスの花言葉を魔導士たちに真似させるが、赤ちゃん言葉で唱えなければ発動しない。
(大人たちが「あばば」「あやや」と言ってる場面は笑いどころ)

嫌がるマリウスを従わせるため、今度は二人の姉を人質にするが怒ったマリウスは蔦精霊を使い、イーガルの館を破壊する。
それ以後、イーガルは重症の植物恐怖症になり、再起不能。