おじさんは私を七海の家の中へ招き入れてくれた。
私が遊びに来た時と何ひとつ変わらない、きれいでおしゃれな可愛い部屋の中。
ただひとつだけ違うのは、家主の七海の姿が見えない事。
「……おじさん。七海が亡くなったって……どういう事ですか?私、昨日、七海と終電まで飲んでて……」
「七海と昨日の夜一緒にいたのかい?その時、七海とどんな話をしたのか教えて欲しいんだ」
「どんな話……七海が彼からプロポーズをされたって……」
「プロポーズ?七海には付き合ってる人がいたのか?」
私の話におじさんはかなり驚いたようだった。
この様子だと、七海はおじさんには付き合っている人がいた事を話していなかったようだ。
彼と付き合って三年たっているのに、話していなかったの?
この事実に私も少し驚いてしまった。
「大事な話があるというのは、プロポーズをされたって事だったのか……?」
「そう……だと思います」
「柚乃ちゃんは七海の彼を知っているかい?どこの誰なのか……?」
「……知らないです」
おじさんに聞かれて、私は力なく答えた。
私が遊びに来た時と何ひとつ変わらない、きれいでおしゃれな可愛い部屋の中。
ただひとつだけ違うのは、家主の七海の姿が見えない事。
「……おじさん。七海が亡くなったって……どういう事ですか?私、昨日、七海と終電まで飲んでて……」
「七海と昨日の夜一緒にいたのかい?その時、七海とどんな話をしたのか教えて欲しいんだ」
「どんな話……七海が彼からプロポーズをされたって……」
「プロポーズ?七海には付き合ってる人がいたのか?」
私の話におじさんはかなり驚いたようだった。
この様子だと、七海はおじさんには付き合っている人がいた事を話していなかったようだ。
彼と付き合って三年たっているのに、話していなかったの?
この事実に私も少し驚いてしまった。
「大事な話があるというのは、プロポーズをされたって事だったのか……?」
「そう……だと思います」
「柚乃ちゃんは七海の彼を知っているかい?どこの誰なのか……?」
「……知らないです」
おじさんに聞かれて、私は力なく答えた。