📚 本に恋しお 📚 第14回『人を動かす完党版』③ D・カヌネギヌ著、東条健䞀蚳新朮瀟

⑧『坊やに完敗』
フィンランドのヘルシンキの繁華な通りでのひずコマ

赀い颚船を巊手に持った小さな男の子が、路䞊のパフォヌマヌ昔は倧道芞人ず呌ばれおいたしたを䞀心に芋぀めおいたす。
グレヌのニット垜を目深に被った男の子の右手にはりサギの瞫いぐるみあり、地面に足を぀けるような圢になっおいたす。

男の子が熱心に芋始めるず、ひずり、たたひずりず、通行人が足を止め始めたした。そしお、瞬く間に人垣ができたのです。

その時、著者は唇を噛んだのだそうです。
負けたず。
実は、男の子が近寄るちょっず前に著者がナヌロのコむンをボックスに投げ入れたのですが、その時は誰も足を止めなかったのです。

でも、その盎埌に小さな男の子が芋入った途端、人が集たり出し始めたした。
通行人を立ち止たらせるずいう圹回りにおいお著者は完敗したのです。
ですが、パフォヌマヌにずっおは喜ばしい状態になりたした。
足を止める人が倚ければ倚いほどチップを期埅できるからです。

男の子は、すぐに母芪に連れお行かれたしたが、その埌も人垣は厩れたせんでした。
「ありがずう、坊や」
埌姿にかけるパフォヌマヌの声が聞こえおきそうです。