ぜんぶに不安で、ふと泣いてしまう夜がある。

目を閉じてもシャットダウンされない意識の中、
ぼうぜんとブルーライトを眺めた。

いま、わたしは正しいかな。

ほんとうはどこかで、間違えてたんじゃないかな。


見つからない正解。
画面の中にはどこにもない。


あなたらしくって言われるけど、
わたしらしいってなんだろう。

あなたの中にあるわたしを目指したら、
それって本当にわたしなのかな。


ああ、ほら、
また泣いちゃう夜がきた。


でも、それでも立ってるの。

明日にまたがる今を、
自分の足で立ってるの。


すごいなあ、わたし。