* * *
「楚良ちゃんも
電車で通学してるんだよね?」
「うん」
本屋さんから出て。
歩いた、しばらく。
新堂くんと話をしながら。
そうして。
着いた、最寄り駅に。
している、話を。
新堂くんと。
そのとき。
出た、会話に。
通学方法の内容も。
新堂くんも。
電車で通学しているとのこと。
「俺と楚良ちゃんは
行き先、逆方向だから、
別々のホームだね」
「そうだね」
そう言いながら。
取り出す、定期券を。
バッグの中から。
「和輝?」
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