「どうしたの?
碧音ちゃん」
「彩暖ちゃんが言った通りなら、
私も今、少しは感じているはず。
彩暖ちゃんと新堂くんの能力のオーラ。
そのはずなのに、
どんなときでも感じていないよ。
ねぇ、凪は?」
どうなのだろう。
感じているだろうか、凪は。
彩暖ちゃんと新堂くんの能力のオーラ。
「俺も
楚良と同じで
感じていない、全く」
同じ、凪も。
なぜだろう。
そのことが。
安心する、なんだか。
「それは、
もしかしたら
キャリアの違いかもしれないわね」
「キャリア?」
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