なのになんで動くのかなって不思議だったけど、朔哉曰くうか様が充電しているんじゃないかなって。
霊力って充電できるんだ、なんか凄い。
あと、私にはよい気が巡っているからそれも反映しているんじゃないかって。
朔哉は私によく、よい気が巡っているかっら近くにいると心地いいんだよとか言ってくれる。
私にはよくわからないけど、それが朔哉の癒やしになっているならいいかな。
マフラーは朔哉がいないときに、たすきは朔哉と一緒に過ごしている時間にもひたすら作業した。
「それはなにをしているんだい?」
一針ずつ心を込めて縫っていたら、本を読んでいた朔哉から訊かれた。
「たすきを作ってるの。
これだったらみんなに使ってもらえるかな、って」
「心桜は優しいね!」
いきなり朔哉に抱きつかれ、針を刺してしまうんじゃないかってひやっとした。
「危ないよ!」
「ごめん、ごめん」
あやまりながらも朔哉が離れる気配はない。
それどころか面が邪魔にならない頭頂部付近に口付けを何度も落としてくる。
「いいね、これ。
心桜の気持ちがよくこもっている」
するすると朔哉の手ができあがったたすきを撫でる。
霊力って充電できるんだ、なんか凄い。
あと、私にはよい気が巡っているからそれも反映しているんじゃないかって。
朔哉は私によく、よい気が巡っているかっら近くにいると心地いいんだよとか言ってくれる。
私にはよくわからないけど、それが朔哉の癒やしになっているならいいかな。
マフラーは朔哉がいないときに、たすきは朔哉と一緒に過ごしている時間にもひたすら作業した。
「それはなにをしているんだい?」
一針ずつ心を込めて縫っていたら、本を読んでいた朔哉から訊かれた。
「たすきを作ってるの。
これだったらみんなに使ってもらえるかな、って」
「心桜は優しいね!」
いきなり朔哉に抱きつかれ、針を刺してしまうんじゃないかってひやっとした。
「危ないよ!」
「ごめん、ごめん」
あやまりながらも朔哉が離れる気配はない。
それどころか面が邪魔にならない頭頂部付近に口付けを何度も落としてくる。
「いいね、これ。
心桜の気持ちがよくこもっている」
するすると朔哉の手ができあがったたすきを撫でる。