一夜を注ぐソーダ水 〜八月の花嫁〜

青春・恋愛

フドワーリ 野土香/著
一夜を注ぐソーダ水 〜八月の花嫁〜
作品番号
1727176
最終更新
2024/06/28
総文字数
9,994
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
2
今夜、一晩だけでもいい。逢いたい人はいますか?
〈一夜を注ぐソーダ水〉を飲めば、もしかしたら逢いたい誰かと逢えるかもしれません。

しゅわしゅわ、ぱちぱちとさわやかなソーダ水。グラスの中は満天の星空。甘いような、ちょっと酸っぱいような、そんな味がした夜。


※同じ場所が出てくる物語ですが、順番はありません。一話完結です。好きな物語を読んでいただけたら嬉しいです。もちろん全部読んでいただければ一番嬉しいです。
あらすじ
蒸し暑い六月の夜。
不思議な喫茶店〈一夜〉に導かれたのは、化粧品メーカーで働く安藤美穂。美穂は結婚式の招待状の返事に困っていた。
注文したソーダ水は、店主雅司が「今夜一晩だけでもいい、逢いたいなと想う誰かとめぐり逢えたらいいな」という思いを込めているという。
しかし、美穂は逢いたい人はいないと答えた。
 
報われるだけが恋ではない。
そんな切ない一夜の恋物語。

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