数分散々暴れて、瑞祥さんが「だーっ、疲れた!」と大の字になったことで終結を迎える。全員ぐったりと畳の上に転がった。

なんでこんなことに、と遠い目で天井を見つめる。

すると「……ふふふ」と玉珠ちゃんが小さく笑った。「ぷっ、くくく」つられるように盛福ちゃんも肩をふるわせる。

笑いは伝染していき、最後はみんなでお腹を抱えて転げ廻る。

もう本当に、何をしてるんだろう私たちは。


「来週もしましょーね、女子会!」

「おう! 勿論だ!」

「来週こそ巫寿さんに泰慶の魅力を……!」


勘弁してよ、と私が言えば皆がまた笑う。

けれどそんな時間ですらも今は堪らなく楽しかった。