「え、じゃあどうすだよ! まさか野宿!?」

「流石に女の子もいるしそんな酷なこと言わないよ。さっき確認したら空きがあるみたいだから、予約しといたよ。もちろん行くでしょ?」


空きがある? 予約?

「どういう事ですか?」と尋ねると、薫先生は片目をつむった。


「すっごくイイトコロだよ」


何故だろう。

薫先生がそう言うと悪い予感しかしない。