青春・恋愛
完
時枝リク/著
- 作品番号
- 1726211
- 最終更新
- 2024/06/30
- 総文字数
- 9,833
- ページ数
- 3ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
もし、もう少し早く気がつけていたら。
そんなことを言い出したらキリが無い。
そんなことを言い出したらキリが無い。
- あらすじ
- 内定祝いを理由に開催された同窓会で、水川沙奈は、ずっと宝箱にしまって置き去りになっていた自分の恋心と向き合う事になる。
——今夜、止まっていた時間が動き出す瞬間がきたのかもしれない。
この作品の感想ノート
感想ノート、失礼します。
頼られる存在でいなければならない、まさに“ヒーロー”な彼女が、唯一弱い姿を見せられる相手。
それは特別で、友達でも恋人でもない関係。
その大切さが伝わってくる過去のやり取りに、恋人ではないけれど、奥底に隠れた恋心を感じました。
無自覚な両片想いのような感じがして、再会してから止まっていた歯車が動き出すと思っていたのですが……
まさに、彼女の独り立ち宣言が、止めていたんだなと思うと、切なかったです。
“いつか”という考え方の恐ろしさに気付かされました。
1番伝えておきたいことは、後回しになんてしないで、伝えたいものですね。
彼女にとって、その恋心が“大切な思い出”になる日が来ることを祈っています。
素敵な物語を、ありがとうございました!
碓氷澪夜さん
2024/06/23 20:12
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