感想ノート

  • 感想ノート、失礼します。
    この物語を読んで、読書をする人がマイノリティであることを思い出しました……
    ターゲット層ではないものを読んでいると、それを他人に言うのは、勇気がいりますよね……
    でも、好きなものについては誰かと話したい。
    その気持ちもわかる。
    だからこそ、二人が出会って、楽しそうに語り合っているところは微笑ましく感じました。
    個人的に、“好きなものを否定されたくないから言わない”という言葉が印象に残ってます。
    好きなものや推しを言わない理由は人それぞれだとは思いますが、やっぱり、否定されたくないというのが大きいですから。
    でも、この物語の中では否定されるどころか、知られていたという、なんとも暖かい世界で。
    それだけでなく、ラストはガッツリ青春し始めてるじゃないですか。
    暖かいだけでなく、眩しいとは。
    いつきさんの優しい世界全開!という感じがしました。
    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2024/06/14 16:47

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