「1・2・3ッ!」
3枚の高い壁。柏手高の最強のブロック陣。これで止められなければ、お手上げだ。
十色も強気の構え。睦美がブロックを突き破ったのを経て、勝負して来ない訳がない。
『ババァーン!』
平安学園コートを弾いたボールは会場に一瞬の静寂を呼び込んだ。
ドシャット!
「出たッ! パイセンのブスブロック!」
八千のベンチからの大声で会場の時間が動きだす。そして唯一パイセンに八千が睨まれて下を向く。
流れを引き寄せる一撃! ブロックの真骨頂、攻めていた相手を一瞬にして奈落へ突き落した。エース十色の初撃を打ち砕いた成果は大きい。
十色のスパイクはともかく重い。その実を知っているからこその唯一のブロックと言えよう。
反撃開始である。
//////ミニ解説コーナー//////
八千 「唯一パイセン、得意のブスブロック!」
睦美 「何でブスなの~?」
八千 「キル(=殺す)から『刺す』、『ブスッ』って刺すから来てる」
菜々巳 「あ、だから東洋アローズ時代、お姉ちゃんと、パイセン二人のMBの
ブロックが『ゲスブスブロック』って言われてたのですね?」
八千 「あんた、今頃知ったの?」
菜々巳 「お姉ちゃんはともかく、唯一パイセン、ブスじゃないのにどうして
ブスとゲスなんですの? ってずっと思ってた」
睦美 「唯一パイセンに~菜々巳が『ブスなブロック』だと思ってたこと~
言っちゃおうっかな~」
菜々巳 「睦美、後でアイス買ってあげるから、ね」
睦美 「ホント~やった~」
八千 「今回はバレールール・用語解説ではありませんでしたね、悪しから
ず」
3枚の高い壁。柏手高の最強のブロック陣。これで止められなければ、お手上げだ。
十色も強気の構え。睦美がブロックを突き破ったのを経て、勝負して来ない訳がない。
『ババァーン!』
平安学園コートを弾いたボールは会場に一瞬の静寂を呼び込んだ。
ドシャット!
「出たッ! パイセンのブスブロック!」
八千のベンチからの大声で会場の時間が動きだす。そして唯一パイセンに八千が睨まれて下を向く。
流れを引き寄せる一撃! ブロックの真骨頂、攻めていた相手を一瞬にして奈落へ突き落した。エース十色の初撃を打ち砕いた成果は大きい。
十色のスパイクはともかく重い。その実を知っているからこその唯一のブロックと言えよう。
反撃開始である。
//////ミニ解説コーナー//////
八千 「唯一パイセン、得意のブスブロック!」
睦美 「何でブスなの~?」
八千 「キル(=殺す)から『刺す』、『ブスッ』って刺すから来てる」
菜々巳 「あ、だから東洋アローズ時代、お姉ちゃんと、パイセン二人のMBの
ブロックが『ゲスブスブロック』って言われてたのですね?」
八千 「あんた、今頃知ったの?」
菜々巳 「お姉ちゃんはともかく、唯一パイセン、ブスじゃないのにどうして
ブスとゲスなんですの? ってずっと思ってた」
睦美 「唯一パイセンに~菜々巳が『ブスなブロック』だと思ってたこと~
言っちゃおうっかな~」
菜々巳 「睦美、後でアイス買ってあげるから、ね」
睦美 「ホント~やった~」
八千 「今回はバレールール・用語解説ではありませんでしたね、悪しから
ず」