空翔に来ないでといった数日後のことだった。
暇だった。テレビも見たけれど情報番組もアニメも何もかもがつまらなかった。そんなときのことだった。
コンコン
「はぁい」
扉の向こうにいた人をみて、私は驚いた。
だって、それは別れを告げた"空翔”だったから。
「愛」
「なんで、来ないでって言ったじゃん」
空翔の顔を見ずに話を続けた。見たら、壊れてしまいそうだったから。
「愛。やっぱり俺、愛と一緒にいたい。だからさ、来ないでなんて言うな」
「でも…」
「俺が居たいんだよ!」
空翔の大きな声にビクッとした。
まさか、空翔がそんなことを言うだなんて。
「俺が居たい。愛のそばにいてやりたいんだ」
その熱意に私は折れた。
「分かった。もう、来ないでって言わない。でも、お願い聞いてくれる?」
「なんだ?」
「お菓子パーティーしよう!」
私の言葉にあっけにとられたらしくしばらく開いた口がふさがっていなかった。
「分かった。売店で見繕ってくる」
そう言って、空翔は売店へ行った。
暇だった。テレビも見たけれど情報番組もアニメも何もかもがつまらなかった。そんなときのことだった。
コンコン
「はぁい」
扉の向こうにいた人をみて、私は驚いた。
だって、それは別れを告げた"空翔”だったから。
「愛」
「なんで、来ないでって言ったじゃん」
空翔の顔を見ずに話を続けた。見たら、壊れてしまいそうだったから。
「愛。やっぱり俺、愛と一緒にいたい。だからさ、来ないでなんて言うな」
「でも…」
「俺が居たいんだよ!」
空翔の大きな声にビクッとした。
まさか、空翔がそんなことを言うだなんて。
「俺が居たい。愛のそばにいてやりたいんだ」
その熱意に私は折れた。
「分かった。もう、来ないでって言わない。でも、お願い聞いてくれる?」
「なんだ?」
「お菓子パーティーしよう!」
私の言葉にあっけにとられたらしくしばらく開いた口がふさがっていなかった。
「分かった。売店で見繕ってくる」
そう言って、空翔は売店へ行った。