確かにあの気持ちは嘘じゃない。
「だった……?じゃあ今は」
「今はもう、好きじゃない、新しい1歩を踏み出すところなの」
私は勇気がなかったし、彼が来るにしては遅すぎた。
「俺は本気で…「私も本気で好きだったよ、でも、もう遅いの。どうか、あなたも前を進んで欲しい」
私みたいに落ち込まなくていい。
私は、あなたのそばにはいられない。
もう決めたの、私の歩む道を。