劣等感とバタフライ
青春・恋愛
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清水きり/著
- 作品番号
- 1719870
- 最終更新
- 2024/04/08
- 総文字数
- 11,117
- ページ数
- 22ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 0
「ほら、これがアゲハチョウ。赤い花が好きなんだ」
誰もが認める優等生、篠原 揚羽(しのはら・あげは)。高校二年生。
大病院の院長の娘で、成績優秀な弟がいる。
そんな彼女は、とあることから、一年生・小夜鳴 直樹(さよなき・ひたき)と親しくなる。
生物部の小夜鳴は、虫にしか興味のない「残念なイケメン」として有名だった。
「これがアゲハチョウ。赤い花が好きなんです」
「ほら。さなぎが羽化します。静かに……」
わかりあえない。
わからない。
自由に生きてる君は、私の気持ちなんて。
でも…
「揚羽、って呼んでもいいですか?」
「俺は……みっともないなんて、絶対思いません」
「揚羽は誰よりきれいだから」
君といると、自分が少しだけ好きになれる気がするの
誰もが認める優等生、篠原 揚羽(しのはら・あげは)。高校二年生。
大病院の院長の娘で、成績優秀な弟がいる。
そんな彼女は、とあることから、一年生・小夜鳴 直樹(さよなき・ひたき)と親しくなる。
生物部の小夜鳴は、虫にしか興味のない「残念なイケメン」として有名だった。
「これがアゲハチョウ。赤い花が好きなんです」
「ほら。さなぎが羽化します。静かに……」
わかりあえない。
わからない。
自由に生きてる君は、私の気持ちなんて。
でも…
「揚羽、って呼んでもいいですか?」
「俺は……みっともないなんて、絶対思いません」
「揚羽は誰よりきれいだから」
君といると、自分が少しだけ好きになれる気がするの
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