●蘆屋道満/生没:生没不明

本編主人公の一人。齢は二十代半ば。
天才的才能と叡智を持つ陰陽師。同時に僧でもあるため、自らを陰陽法師と呼ぶ。
冷静で礼儀正しいが、その心の奥には激しい激情を隠し、悪人に対しては苛烈な行動で対処する。
近接戦闘が得意なのは無論、その認識眼――、そして、切り札である六芒大呪も若いころより磨きがかかり、さらには”護法鬼神(道満独自の式神)”との精神共有技術――、そしてさらなる切り札である”天羅荒神”を生み出して、平安京最強の一角となりつつある。
そして――、その心には影が差し始めている。