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「響川桃空、面白い子。……存分、魔法をかけてあげようじゃないの。ふふっ…ふふふっ…!!」

ひとしきり笑ったあと、手に何か火の玉のような光を宿らせた。


「響川桃空、あなたは感情と言うものがどういうものか……本当に知ったら…、あなたは残酷なことになるでしょう。」


そう淡い光に向けるようにつぶやき、光を放った。


悪魔は本当に人の心を持たない残酷な生き物。
冷たいほほえみと言葉を突きつける。


だけど………、本当は________