桜舞い散る日に、君と出会った

青春・恋愛

妃水/著
桜舞い散る日に、君と出会った
作品番号
1717373
最終更新
2024/02/10
総文字数
18,217
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
3
ランクイン履歴

総合21位(2024/02/21)

青春・恋愛7位(2024/02/17)

ランクイン履歴

総合21位(2024/02/21)

青春・恋愛7位(2024/02/17)

  
あらすじ
 癌で余命半年と宣告された高校2年生の旗野小夜は、失踪していた憧れのロックバンドのボーカル、咲良と偶然出会う。
 咲良は、心因性で声が出なくなっていた。
 小夜の歌声を聴いた咲良は、自分の代わりに楽曲を歌ってくれないかと持ちかける。
 かつて歌手になりたいと夢を持って、挫折していた小夜は、承諾することに。
 楽曲を動画サイトに投稿すると、瞬く間に話題になり──。 

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

余命宣告をされるというのは、“自由”を唐突に奪われるということなのかな、と感じました。
憧れの道を歩んでいた、これからも明るい道を想像していた小夜にとっては、残酷すぎる運命。
その中でも、咲良と出逢う運命は、小夜にとって想像もしていなかった、最高の運命だと思うと、その運命を呪いきれない気がしています。
みんなが諦めていく“憧れ”を、懸命に追いかける小夜の姿は、きっと眩しかったと思います。
だからこそ、ずっと傍で見守ってきた咲良が自ら閉じ籠っていた檻から抜け出すことができたのかな、と。
物語に触れていく中で、私も心のどこかで諦めてしまった“憧れ”を追いかけてみようと思いました。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/04/02 12:58

この作品のひとこと感想

すべての感想数:5

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