拝啓

世界で一番の、幼なじみへ。

君の幼なじみが、私でごめんね。

君のこと、ちゃんとわかれてなかった。

だから、私が君のこと殺したのと同じ。

だから。

私が、救ってみせるから。

絶対。また、あの時の幼なじみに戻ろう。

何度だって、迎えに行くよ。

何度だって、何度だって。

何度だって、雲のような君の手を―。