100年に一度の12月25日、23時59分。
クリスマスの終わる瞬間。

その瞬間だけ、月が翡翠色に光り輝く。

その日、その月に願うものは何でも叶うという。

ただし、交換条件。

願いと同じくらいの価値をもつものを捧げなければならない。

君が、死にませんように。って。

あの日の月に、願ったから。

余命あと一年の、君と共に―。