「俺の世界は間違っていた」
 彼は自らの存在意義を、己に問う。
 その身を置いた世界は間違っていた。けれど、間違えたのは何より自分自身。
 
「あきらめるな、抗い続けろ!」
 君の世界は更に残酷だとしても、君には正しい仲間がいる。
 
「今は飲み込まれてしまうとしても、爪痕くらい遺せるだろう!」
 いつか、渡せる日が来るかもしれない。
 その時、君の世界が君にとって正しいものであることを願う。