■第1話
ブループ(正体不明の海中の音)を調査するために船に乗っていた弥永は、イルカの群れに遭遇したところで意識を失い、海中に転落してしまう。目が覚めるとキートラ島に流れ着いていた。発見したセリュナの家で保護され、集落を案内してもらうことに。そこで異世界に辿り着いたことを知る。身の振り方に困っていたところ、島の東西を結ぶ道で魔物が暴れており、ラトが怪我をしたという知らせが入る。セリュナと共に駆け付けた弥永は、魔物(鳥)が縄張りに侵入されたことで威嚇しているのだと見抜き、同じ動きで対抗して縄張りを勝ち取る。以降は魔物から採取したフェロモンに人間(ノマン)の臭いを混ぜて設置するように指示を出すと、魔物は現れなくなった。そのことが評価され、弥永は村に置いてもらえることになり、セリュナたちの家に住むことになった。

■第2話
島を探検したいという弥永に、ラトが案内を買って出る。島を巡りながら、キートラ島の地形や自然、生き物について具体的に説明する。森の中で踏み荒らされた痕跡を発見し、最近森の中に勝手に住み着いたやつがいるらしいという噂を聞く。また、最近は小さな地震や魔物の異常行動が目立つことも教えてもらう。集落に戻ってきたところで、海岸に魔物(イルカのような)が打ち上げられたから来てくれと頼まれる。もう助からない、食べるしかないというマリベルの父に対し、弥永は魔物が子を宿していることを見抜き、無事に海に返せるから待ってほしいと訴える。弥永が指示を出して魔物を海に返してやる。マリベルに船に乗せてもらい、魔物が沖まで行くのを見届けると、そこで魔物は出産した。生まれてきた小さな魔物を見て素直に安堵する弥永に、マリベルからの信頼が上がる。


■第3話
弥永の歓迎会をすると宴会に誘われる。島の食べ物やお酒を紹介する。酒の席で、弥永はキートラ島に伝わる昔話を聞く。それは住む場所がなくて困っている人々をドラゴンが助け、自身の背に住まわせてやるというお話だった。そんなまさかと信じない弥永に、確かに伝説に過ぎないが、その証拠となる謂れのある場所(「ドラゴンの鱗」)があると島民は言う。翌日、ラトとルユーナに案内してもらい、その場所を訪れるが、そこでセイレン族に襲われそうになる。命からがら逃げだした弥永たちの話を聞き、島民たちは憤慨する。翌日セイレン族との話し合いが設けられる。セイレン族は「ドラゴンを目覚めさせようとしている」「そのせいで海中に被害が及び、迷惑している」と訴える。島民たちは「そんなのは御伽噺だ。侵略したいためのでっち上げだ」と信じない。このままでは戦争になってしまうと思った弥永は、再度「ドラゴンの鱗」を訪れる。そこでセイレン族のジナイディアに出会い、島がドラゴンである証拠を見せると言われる。